急速な少子高齢化の進展に対応し、人口の減少に歯止めをかけるとともに、東京圏への人口の過度の集中を是正し、将来にわたって活力ある日本社会を維持していくため、平成26年に「まち・ひと・しごと創生法」が制定されました。
本町においても平成28年2月、まち・ひと・しごと創生 小竹町人口ビジョン・総合戦略を策定し、将来展望を踏まえ、地方創生を実現するための施策を実施してきました。
第2期総合戦略の計画期間は、令和2年度から令和6年度までの5年間です。効果的に戦略を推進するため、戦略の実施状況の確認や成果の検証など、PDCAサイクルによる進捗管理を行い、必要に応じて見直していきます。
趣旨
小竹町人口ビジョンは、本町における人口問題の現状を分析し、人口に関する住民と共通認識を図り、必要な時点更新等を加えつつ目指すべき将来の展望(目標人口)を提示するものです。
また、総合戦略(第2期)は、本町の人口の現状や将来見通しを踏まえ、第1期総合戦略の枠組みを引き続き維持し、地方創生のより一層の充実強化に取り組むため、本町におけるまち・ひと・しごと創生に関する基本的な計画として策定するものです。
第2期総合戦略の4つの基本目標と基本方向
基本目標1 安定した雇用を創出し、安心して働ける「まち」をつくる
基本方向
・若者から高齢者までが生き生きと活躍できる雇用と、魅力ある「しごと」づくりを目指す
・地域資源を活用した新たなビジネスの起業や創業を支援し、ふるさと名物を産出する
・交流拠点をつくり、小竹駅西口」周辺を中心とした賑わいを創出する
基本目標2 住み続けたい、移り住みたい「まち」をつくる
基本方向
・多様な形で本町と関わる者との継続的なつながりを持つ機会をふやす
・魅力的な住環境の整備等を推進し、移住定住を促進する
・郷土愛を育み、将来にわたって小竹町からの転出を抑制する
基本目標3 子育て世代に選ばれる「まち」をつくる
基本方向
・安心して結婚、出産、子育てができる切れ目ない環境づくりを推進する
・魅力ある質の高い教育環境を維持し、「教育のまちこたけ」を積極的に発信する
・地域で子どもを育て見守り、若い世代の転出抑制と転入促進に繋げる
基本目標4 安全・安心・快適で住みやすい、自慢したくなる「まち」をつくる
基本方向
・町民が健康で自分らしく、生涯現役で活躍できる環境づくりに取り組む
・地域住民が主体となり、積極的な地域協働によるまちづくりを推進し、「地域力」の向上を図る
・町のイメージアップを図り「自慢したくなるまち」「住みたくなるまち」を目指す