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湊 かなえ/著 KADOKAWA/出版 |
蝶の目に映る世界を欲した私は、ある日天啓を受ける。あの美しい少年たちは、蝶なのだ。
五体目の標本が完成した時には大きな達成感を得たが、再び飢餓感が膨れ上がる。
今こそ最高傑作を完成させるべきだ。果たしてそれは誰の標本か。
今日も、私は生きている。世界を巡って気づいた生きること、死ぬことの意味
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曽野 綾子/著 ポプラ社/出版 |
92歳になる著者が、これまで数多くの国や地域を巡って実感した「生きること、死ぬこと」の本当の意味とは?
富める人、貧しい人、キリスト教徒、イスラム教徒…。それらの出会いで知らされた「勝ち負けのない人生」を説く。
これまでの価値観を問い直す、背筋が伸びる名エッセイ集。
ある日、戦争がはじまった 12歳のウクライナ人少女イエバの日記
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イエバ・スカリエツカ/著 神原 里枝/訳 小学館/出版 |
2022年2月、12歳の誕生日を迎え、仲間や家族から祝福を受けて幸せを感じていた少女イエバの人生は、そのわずか10日後、ロシアのウクライナ侵攻が始まったことで一変した。
彼女が祖母イリナと共に暮らすハルキウは攻撃下に置かれ、地下へ避難したイエバは備忘録として日記を書き始めた。