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東野 圭吾/著 KADOKAWA/出版社 |
AIによる監視システムが強化された日本。指名手配犯探しのスペシャリストだった元刑事が殺された。
「あたしなりに推理する。その気があるなら、ついてきて」
不思議な女性・円華に導かれ、父を亡くした少年の冒険が始まる。
おもいでがまっている
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清志 まれ/著 文藝春秋/出版社 |
今は古びた平成初期の新興マンション。その一室にひとりの年老いた男が、孫とともに住んでいた。
男が訥々と語る、心温まるこの部屋の思い出。
しかし、男が語る思い出はすべて嘘だった。かつてこの男は、とある幼い兄妹からこの部屋を奪った。
男には、そうしなければならない、痛切な理由があった―。
あかちゃんがよろこぶしかけえほん ころりん・ぽい!
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ひらぎ みつえ/作 ほるぷ出版/出版社 |
わっかの形をしたボタンやトマトをコースにそってころがして、ポケットやおなべにぽいっと入れよう。
あかちゃんが喜ぶ色、くるくるまわる手触り、リズムの良いテキストで、視覚・触覚・聴覚に楽しくはたらきかける絵本。
おすすめの本紹介
ごっこ
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紗倉 まな/著 講談社/出版社 |
こんなことに付き合ってあげられるのは、自分だけだと思っていた。
夫婦ごっこ、恋人ごっこ、友達ごっこ…。
曖昧な関係に振り回される女たちの、不器用すぎる恋を描いた3篇。
君のクイズ
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小川 哲/著 朝日新聞出版/出版社 |
TV番組「Q‐1グランプリ」決勝戦に出場した25歳の僕三島玲央は、対戦相手・本庄梓がまだ一文字も問題が読まれぬうちにボタンを押し、正解し優勝を果たすという不可解な事態を訝しむ。
一体彼はなぜ正答できたのか?真相を解明しようと彼について調べ、決勝戦を1問ずつ振り返る三島はやがて、自らの過去の記憶も掘り起こすことになり―。
夜をあるく
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ドルレアン・マリー/作 よしい かずみ/訳 BL出版/出版社 |
夜、くらやみのなかぼくたちはあしおとをたてずにあるいていく。
草のにおいと虫の声。道は、町から山へつづいている。
山道をのぼった先には…。