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浅倉 秋成/著 双葉社/出版 |
ある日突然「女子大生殺害犯」とされた男。既に実名・写真付きでネットに素性が曝され、大炎上しているらしい。
まったくの事実無根だが、誰一人として信じてくれない。ほんの数時間にして日本中の人間が敵になってしまった。
必死の逃亡を続けながら、男は事件の真相を探る。
カレーの時間
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寺地 はるな/著 実業之日本社/出版 |
「ぼく」こと桐矢は娘達との同居を嫌う祖父の名指しで渋々同居。祖父はカレールーの製造販売会社の元営業マン。
レトルトの販路拡大に奮闘していた頃、妻に出奔され娘3人を育てた。男らしさとは。
女を護るという旧世代のそれと、他者に敬意を払うという人間観に置換された新世代のそれ。
111本の木
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リナ・シン/文 マリアンヌ・フェラー/絵 こだま ともこ/訳 光村教育図書/出版 |
インドに、女児の誕生を111本の木を植えて祝う村があります。ジェンダー平等を提唱するこのエコロジー活動により、村は豊かな自然を取り戻しました。女児に学ぶ機会を与え、児童婚から守るために行動した村長を描く実話。
おすすめの本紹介
旅のない
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上田 岳弘/著 講談社/出版 |
コロナ禍中の日々を映す4つのストーリー。
「悪口」
恋人と過ごすホテルでのゴールデンウイーク。「じゃあ、悪口の練習しよっか?」。僕は初めて彼女と会った時のことを思い出す。
「つくつく法師」
朝の散歩は4歳の息子との日課だ。午後、僕は古いPCで、昔書いた小説を読み返す。
「ボーイズ」
10歳と6歳のボーイズは、亀甲柄と市松模様のマスクでやって来た。弟の息子たちを預かることになった夫婦の夏。
「旅のない」
作家さんなんですよね?。出張先での車中、会話が途切れると取引先の村上さんが聞いてきた…。
志麻さんのサクッと作れる 極上おつまみ
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タサン志麻/著 マガジンハウス/出版 |
テレビでも大活躍する伝説の家政婦・志麻さんが初心者でも気軽に作れるおつまみレシピを大公開!
ふだんキッチンにある食材がほんのひと工夫でバージョンアップ、極上の一皿に。コツとアイデア満載の105皿を一挙公開!
すうがくでせかいをみるの
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ミゲル タンコ/作 福本 友美子/訳 ほるぷ出版/出版 |
うちのかぞくには、みんなそれぞれすきなことがある。すきなことがあるっていいな。なにかみつかるかな。
いろいろやってみてピンときたのは…すうがく!世界をみる方法は、いくつもある―数学が大好きな主人公の「すき」の気持ちがあふれるおはなし。