新型コロナウイルス感染症は、令和元年12月中国で集団発生が報告され、令和2年3月にWHOによりパンデミック宣言が出されました。令和5年までに8回の流行の波に見舞われましたが、第8波が減少傾向となった令和5年5月新型コロナウイルス感染症はインフルエンザ等と同様の扱いとなり感染症法の五類感染症に位置づけられました。ウイルスの潜伏期間は、オミクロン株となってからはそのほとんどが2~3日と短くなっています。感染経路は飛沫感染が中心ですが、閉鎖空間でのエアロゾル感染もあります。呼吸器感染症のため症状は発熱・咽頭痛・咳などが中心で、オミクロン株が流行の中心となって以降、高齢者での重症化率、致死率は高いです。
ワクチン接種には、発症予防や重症化予防の効果があることが報告されていますが、既感染者であっても再感染する可能性はあり、ワクチン接種による追加の発症予防効果が得られることも確認されています。接種後に接種部位の痛み、倦怠感、頭痛、発熱等、様々な症状はほとんどが軽症又は中等度であり、安全性に重大な懸念は認められないと判断されています。
定期接種の対象者は以下の人です。
・65歳以上の人
・60歳以上65歳未満の人で、心臓、腎臓又は呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害有する人及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する人(※身体障害者手帳1級の写しまたは医師の診断書が必要です。)
毎年度10月1日から翌年3月31日まで期間に定期接種として1回接種することができます。接種開始時期前に広報紙等でお知らせします。