子どもたちを取り巻くこれからの社会の状況は、少子高齢化の進展に加え、グローバル情勢の混迷、生成AIなどのデジタル技術の急速な発展や社会構造の変化により、大きな転換期を迎えています。このような状況において、本町では、小竹町教育大綱に掲げる「心豊かな子どもたちの育成」「自ら学ぶ生涯学習の推進」「生きがいづくりの創出」を基本方針として取組を進めてまいります。
学校教育においては、予測困難な時代を生きる子どもたちが、しなやかに「自らの人生を舵取りする力」を育み、多様な他者と協働しながら「民主的で持続可能な社会の創り手」となれるよう、小規模自治体ならではの柔軟性を活かした教育環境の整備に取り組んでまいります。これまでの「生きる力」をさらに深め、一人ひとりの「好き(興味・関心)」を育み「得意」を伸ばす教育を目指します。
・深い学びの実現:デジタル教材を効果的に活用しながら、人間ならではの身体性や実体験を大切にした「主体的・対話的で深い学び」を推進します。
・多様性の包摂:不登校や多様な背景を持つ子どもたちを誰一人取り残すことなく、個性が輝き、一人ひとりの可能性が開花できるよう「個別最適な学び」の充実を図ります。
・活用基盤の向上:デジタル学習環境の更なる充実や、情報活用・情報モラル・情報リテラシーに関する研修を実施することで、教職員が授業づくりや子どもと向き合う時間を確保できる教育環境を整えます。
社会教育と地域連携
社会教育においては、町民の皆様が自ら自己実現に努め、郷土の自然や文化を守りながら地域の連帯を深めていけるよう、多様なニーズに応じた学習機会を提供するとともに、学んだ成果を地域へ還元することで、活力ある地域社会の形成と生きがいづくりの創出につなげます。
教育委員会と地域がパートナーとして連携を深めることで、教育が個人の人生を豊かにするだけでなく、学校を核とした地域づくりと、子どもたちの学びと育ちを一体的に支える社会教育の充実を目指しています。本町では、コミュニティスクールを基盤に、地域全体で子どもを育む風土を大切にし、持続可能で温かみのある教育環境の実現に努めてまいります。
今後とも、皆様のご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。