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中村 哲/著 西日本新聞社/出版 |
「もう銃を持たなくていい」食い詰めて兵士となった経験があるアフガン人男性は畑でほほえんだ。
「平和には戦争以上の力がある―」2019年12月4日アフガンで凶弾に倒れた医師
中村哲の活動を言葉と数々の写真で振り返る。
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荒井 良二/作 亜紀書房/出版 |
今日も水平線から日が昇る。いつもの風景、季節の移ろい、突然の雨、特別な夜。
繰り返す日々のなかで、みんな、いつもなにかを待っている。
船が通るのを、貨物列車を、雨上がりを、夜明けを…。
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青山 美智子/著 宝島社/出版 |
川沿いの桜並木のそばに佇む喫茶店「マーブル・カフェ」。その「マーブル・カフェ」が定休日の月曜日に、1度だけ「抹茶カフェ」を開くことに。
ツイてない携帯ショップ定員と愛想のない茶問屋の若旦那、妻を怒らせてしまった夫とランジェリーショップのデザイナー兼店主、恋人に別れを告げたばかりのシンガーと実家の祖母と折り合いが悪い紙芝居師、時代に取り残されたと感じている京都老舗和菓子屋の元女将と自分の名字と同じ名前の京菓子を買いにきたサラリーマン…。
この縁は、きっと宝物になる—。人は知らず知らずのうちに、誰かの背中を押していることに気づく、一杯の抹茶から始まる、東京と京都をつなぐ12カ月の心癒されるストーリー。
心に折り合いをつけて
うまいことやる習慣
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中村 恒子・奥田
弘美/著 すばる舎/出版 |
キャリア70年を誇る精神科医・中村恒子。今なお現役で患者と向かい合うのは、「求められているから」。
彼女の言葉には余計な力が入っておらず、それでいて愛にあふれ、出会った人すべてを元気にする不思議な力が宿っている。
そんな恒子先生の生き方を、同じく精神科医にして作家の奥田弘美氏が聞き書き。関西弁のやさしい語り口で、人生を「うまいことやる」方法を教えます。
こども六法の使い方
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山崎 聡一郎/著 伊藤 ハムスター/絵 弘文堂/出版 |
2019年8月に刊行された「こども六法」。いじめが犯罪行為であることを子どもたちに知ってほしい、という著者の願いは、予想をはるかに超える支持を得ました。本書は、社会問題になっている話題について、ユーモアや皮肉も交えながら法律特有の考え方を紹介し、多様な人たちが共存できる社会のあり方を考えていきます。ぜひ、お子さんと一緒に考え、話し合ってみてください。法律のセンスを身につけると、ニュースの見方も深まります。