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アンデシュ・ハンセン/著 久山葉子/訳 新潮社/出版 |
平均で一日四時間、若者の二割は七時間も使うスマホ。
だがスティーブ・ジョブズを筆頭に、IT業界のトップはわが子にデジタル・デバイスを与えないという。
なぜか?睡眠障害、うつ、記憶力や集中力、学力の低下、依存・・・。
最新研究が明らかにするのはスマホの便利さに溺れているうちにあなたの脳が確実に蝕まれていく現実だ。
教育大国スウェーデンを震撼させ、社会現象となった世界的ベストセラーがついに日本上陸。
この本を盗む者は
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深緑野分/著 KADOKAWA/出版 |
書物の蒐集家を曾祖父に持つ高校生の深冬。父は巨大な書庫「御倉館」の管理人を務めるが、深冬は本が好きではない。
ある日、御倉館から蔵書が盗まれ、父の代わりに館を訪れていた深冬は残されたメッセージを目にする。
「この本を盗む者は、魔術的現実主義の旗に追われる」本の呪いが発動し、街は侵食されるように物語の世界に姿を変えていく。
くもとり山のイノシシびょういん7つのおはなし
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かこさとし/著 かこさとし・なかじまめい/絵 福音館書店/出版 |
山のふもとに小さな病院がありました。院長のイノシシ先生は体が大きくて、おまけにモジャモジャかみの毛の、こわい顔ですが、ポンポがいたいタヌキのポンちゃんも、くしゃみがとまらないカマキリさんも、みなこの病院にやってきます。
イノシシ先生は、やさしく話を聞きながら、ときにあっと驚く方法で、見事いたいところを治してくれます。
絵本作家・加古里子さんによる、ユーモアとあたたかさのある幼年童話。短いおはなし全7話。
おすすめの本紹介
かか
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宇佐見 りん/著 河出書房新社/出版 |
壊れてしまった母(かか)を救うため、19歳の浪人生うーちゃんはある祈りを抱え熊野へ旅に出る。
20歳の野性味あふれる感性で描き出す、痛切な愛と自立の物語。第56回文藝賞受賞作。
思わず考えちゃう
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ヨシタケシンスケ/著 新潮社/出版 |
大人も子どもも、それ以外も、『考えすぎちゃう」すべての人へ・・・。
「自由って何?」「子どもに優しくできないよ」「あれは人生の無駄?」「他人のストローの袋が気になる」「明日、すごいやる気を出す方法」等々。
絵本作家ヨシタケシンスケの、読むとクスっとしてホッとしてちょっとイラっとする、スケッチ解説エッセイ。
欲が出ました
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ヨシタケシンスケ/著 新潮社/出版 |
大人も子どもも、欲の出やすいすべてのひとへ・・・。「しいていうなら、くらしの知恵に」。
お菓子をもう一個取っていいんじゃない?もうちょっと寝ててもいいんじゃない?人間って、プチ欲が出たとき、何とも言えない顔をする。そんな一瞬を、絵本作家ヨシタケシンスケが、「深く浅く」切り取ってみると・・・
欲が出るから失敗するけど、欲が出るから人間って面白い!?
人は話し方が9割
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永松 茂久/著 すばる舎/出版 |
「もう会話で悩まない!疲れない!オロオロしない!」もっと話し方がうまければ、人生うまくいくのに・・・。
「話すこと」にまつわる悩みを挙げるとキリがありません。本書でお伝えするのは、コミュニケションの基本である会話がうまくいくようになる、ちょっとした、でも多くの人が気づいていないエッセンス。
過去に会話で失敗したトラウマもあっさり消え去ってしまうほど、人と話すことがラクになり、人間関係も、人生も、全部がよりよい方向に動き出します。