【令和3年4月版】 読書の森(中央公民館図書室情報) 最終更新日:2021年5月18日 4月の新刊紹介 野良犬の値段百田 尚樹/著幻冬舎/出版突如としてネット上に現れた、謎の「誘拐サイト」。「私たちが誘拐したのは以下の人物です」という文言とともにサイトで公開されたのは、6人のみすぼらしい男たちの名前と顔写真だった。果たしてこれは事件なのかイタズラなのか。そして写真の男たちは何者なのか。半信半疑の警察、メディア、ネット住民たちを尻目に「誘拐サイト」は驚くべき相手に身代金を要求する。日本全体を巻き込む、かつてない「劇場型犯罪」が幕を開ける。 赤ちゃんのふしぎ科学ずかん本作り空sola/編集高橋 孝雄/監修あすなろ書房/出版赤ちゃんはどこから生まれてくるの?お母さんのおなかの中で何をしてるの?どうして寝てばかりいるの?豊富な写真と図を用いて、赤ちゃんにまつわる様々な「なぜ?」にていねいに答えます。子どもの科学的好奇心を育て、性教育にも役立つ1冊です。 水害列島日本の挑戦気候変動による水害研究会/著 日経コンストラクション/編日経BP/出版山地が多く、人々の生活や経済活動の拠点が沖積平野に集まる日本では、地形の制約を受けて、治水インフラが他の先進国に比べて脆弱な水準にあります。本書では、防災や減災において山積する課題と、その課題を乗り越えるために必要な取り組みについて、日本を代表する治水の専門家たちが分かり易く解説しています。 おすすめの本紹介渋沢栄一 「生き方」を磨く渋沢栄一 君は、何のために「働く」のか渋沢 栄一/原著者竹内 均/編・解説三笠書房/出版あなたは今、世界も注目する「日本経済の近代化」最大の功労者の珠玉の教えを手にしている。人として生きていくうえで大切なこととは。いかにして、それを成し遂げるか。富を永続する極意とは・・・。日本銀行、第一国立銀行(現、みずほ銀行)、東京海上保険(現、東京海上日動)、東京ホテル(現、帝国ホテル)、札幌麦酒(現、サッポロビール)など約500の企業設立にかかわり、東京高等商業 (現、一橋大学)など600以上の社会事業に尽くした渋沢哲学。 こども論語と算盤 お金と生き方の大切さがわかる!守屋 淳/監訳祥伝社/出版 りっぱな仕事をし、人から信頼され、尊敬される人生を送る人の生き方とはどんなものかを学ぶことができる本です。 こどもルールブックよくできました! 齋藤 孝/監修オブチミホ/イラスト日本図書センター/出版 齋藤孝先生がすべてのパパ・ママに贈るしつけに迷ったときの必読書! 会いたくて会いたくて室井 滋/作長谷川 義史/絵小学館/出版 コロナ禍は一番会いたい人に相手を思えば思うほど会えない、会うのを躊躇するという、これまでにない状況を生み出しました。そうした中でこの絵本は誕生しました。ケイちゃんの絵日記から始まる物語。ママからは「ホームへしばらく行っちゃダメ!」と言われますが、ケイちゃんはおばあちゃんに会いに行きます。ケイちゃんは無事におばあちゃんに会えるのか。ドキドキの先に待っているのは驚きの展開。そしておばあちゃんがケイちゃんに語りかける言葉には、人生で大切にしたい想いが詰まっています。