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加藤シゲアキ/著 新潮社/出版 |
高校生限定のマッチングアプリ「オルタネート」が必須のウェブサービスとなった現代。東京にある円明学園高校で、3人の若者の運命が、交錯する。調理部部長で、品行方正、しかしあるトラウマから人付き合いにコンプレックスを抱える容(いるる)。母との軋轢を機に、絶対真実の愛を求め続けるオルタネート信奉者の凪津(なづ)。高校を中退しかつてのバンド仲間の存在を求めて大阪から単身上京した尚志(なおし)。
出会いと別れ、葛藤と挫折、そして苦悩の末、やがて訪れる「運命」の日。
3人の未来が、人生が、加速する。圧倒的な筆致で紡がれた、運命と選択の物語。
ヒロシのソロキャンプ~自分で見つけるキャンプの流儀~
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ヒロシ/著 学研プラス/出版 |
YouTuberとして再ブレイク!チャンネル登録者数70万人を超え、今なお増え続けるソロキャンパー芸人・ヒロシによる初のキャンプ本。
愛用の道具紹介、実践術、動画撮影の極意など、ヒロシ流キャンプのこだわり・楽しみ方をたっぷり公開。
かける
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はらぺこめがね/作・絵 佼成出版社/出版 |
オムライスにはケチャップ、冷や奴にはお醤油、かき氷には、シロップ・・・。
人気のイラストユニットによる、「かける」をテーマにした食べもの絵本です。
リアルでシズル感たっぷりの絵とユニークな擬音語で、身近な料理がより一層おいしそうに見えてくる、食べもの絵本の新定番。
「かける」は楽しい、「かける」はおいしい!
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田中清代/作 偕成社/出版 |
第25回日本絵本賞大賞受賞
ひとりで帰るいつもの道で、女の子が不思議ないきものを見つけます。どうやら、自分にしか見えていないみたいです。
ある日思い切って声をかけると、その「くろいの」は台の上から下りてきて、とことこ歩きだしました。ついていくと、へいの穴からもぐりこんだのは、ほどよく古びた日本家屋。そこはくろいのの家でした。
ひとりでいるときの子どもの心に優しく寄り添ってくれる不思議な生きもの、くろいの。そのくろいのとわたしの愛おしくなる出会いを描いたあたたかな絵本。
の
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junaida/作 福音館書店/出版 |
「の」は、いつもことばとことばのすきまにこっそりいます。
けれど、この「の」が持っている魔法の力で、ことばとことばが思いがけない出会いをしたとき、そこには見たこともない景色があらわれ、聞いたこともない物語がはじまります。
この絵本を開いてみてください。「わたしのお気に入りのコートのポケットの中のお城の・・・」。不思議な「の」に導かれ、時間も空間もこえた、終わらない旅に出かけてみませんか。
ブルガリアのむかしばなし 金の鳥
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八百坂洋子/文 さかたきよこ/絵 BL出版/出版 |
第25回日本絵本賞受賞
美しい金の鳥をつかまえたいという王の命令により、金の鳥をさがす旅に出た3人の王子。
途中に出会ったおじいさんの忠告をきいた、優しくかしこい末の王子は・・・。
推し、燃ゆ
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宇佐美りん/著 河出書房新社/出版 |
三島由紀夫賞最年少受賞の21歳、第二作にして第164回芥川賞受賞作。
ままならない人生を引きずり、祈るように推しを推す。
逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。アイドル上野真幸を解釈することに心血を注ぐあかり。
ある日突然、推しが炎上した。ファンを殴ったらしい・・・。